鍼灸治療 関連
2024年03月05日

首こり 肩こりって治らないの??

肩こり、首こり、頭痛でお悩みの方へ

肩こり 女性

何度も繰り返すけど、これって治るの?

 

  • コリ(凝り)とは?
  • 肩コリ、首コリの治療方法
  • テキストテキストテキスト
  • まとめ

 

 

 


コリとは?

コリとは、頭部を支えている筋肉群が、過度に緊張して、生じる違和感を表します。
コリで生じる違和感には、触ると「硬い」「張っている」「重い」「疲労感がある」「詰まっている感じ」「鉄板などの硬いものが入っている感じ」などがあり、痛みを伴うこともあります。
この違和感があまりに強くでることで、「頭痛」「吐き気」「嘔吐」「頭が重い」「目の周りが重い」「めまい」「うなじの痛み」等が生じます。また、首や肩周りの筋肉の過緊張から、首の可動域が狭くなってしまい、軽く首を回したり、横を向くなどが出来なくなり、不意に振り返ると体ごと向かないといけないくらい固くなります。
これだけ症状が辛いですが、病理学的には「病気」とは呼ばれず、対処としては「シップを貼る」、「クイックマッサージに行く」などでしか対策がありませんでした。
近年では、解剖学の知識にプラスして運動学のエッセンスでも考えられるようになってきて、より効果の出る施術が考案されつつあります。

 

 

以上の事からコリというのは、病気であるような病気でないような状態ではありますが、私たちの日常はパソコン作業や長時間のスマホの使用に寄って知らず知らずのうちに負担に晒され続けています。
目の動きは頻繁かつ、腕の位置は上げるでもなく下げるでもない中途半端な位置、そして長時間の座り作業で背中は丸くなりつつあります。
言わずともこの状態を想像しただけでも「凝ってるだろうな~」と感じるはず。この状態が日常茶飯事なので、痛みがあってちょっと温めた程度では症状は中々緩和しないですね。
肩こり・首コリ改善には、まずは姿勢をよくする、適度な運動を行い姿勢保持する筋肉を鍛えることが肝心です。
毎日仕事で机向かっていると症状は慢性的になり、ちょっとの運動では首コリ・肩こりは効きにくいのが正直なところ。
程度がひどくなることで頭痛も併発される方も目にします。
肩こり首コリの延長で頭痛を発言した場合、緊張型頭痛と呼び、首や背中の筋肉が常に緊張していて、大後頭神経(首の後ろから頭の筋肉を支配している神経)が締め付けられることで頭痛起こります。
頭痛の種類のうち、およそ8割がこの緊張型頭痛とされています。

 

 


肩コリ・首コリの治療方法

肩コリ・首コリは誰もが経験したことがおありかと思います。
まず肩コリ・首コリの予防には、適度な運動と正しい姿勢の保持が大事です。
現在の多くの人がパソコンにスマートホンの利用が多く、肩コリ、首コリになりやすい傾向にあります。
肩コリ・首コリが酷くなってくると、頭痛を伴う場合があります。
このような状態の痛みを伴う頭痛を緊張型頭痛と呼び、頭痛の種類ではほとんどを占めます(統計上約8割が緊張型頭痛とされます)。
首や肩だけでなく、背中のコリによって頭痛が起きます。
頭痛を抑えるために鎮痛剤を服用しても、根本原因である肩コリ・首コリを治さなければ、薬の効果が切れた時にまた頭痛に襲われてしまいます。
緊張型頭痛と言って、言葉通り筋肉や筋膜の異常な緊張・コリにより、首コリ・肩こりが生じます。

HARISでは、マッサージ屋さんやシップ薬では治らなかった首コリ・肩こりに対しては、押して痛いところ(トリガーポイント)に鍼を刺して、過度に固まった筋肉や筋膜を緩めて治療します。

この治療をトリガーポイント療法といいます。

コリが非常に強い時は、ハンドテクニック(徒手療法)を用いた、筋膜リリースも行います。

鍼施術では注射よりも極細の鍼を使用するので、体感としての痛みはほぼありません。

トリガーポイントでの施術を行った後、除痛通電(パルス)を流すことで、神経の興奮を抑え痛みの軽減と過度の筋肉の緊張を取ることも行います。

首・背中に対して遠赤外線を用いた温熱療法も非常に有効です。

すでに頭痛がある時には、頭痛の元凶になっている大後頭神経の通っている部位にも鍼を施すことで頭痛が緩和されます。


緊張型頭痛が強くなると、頭痛から目の奥の痛み、吐き気、又は嘔吐などの症状も現れます。

これは首と後頭部にある、脳幹(延髄・橋・中脳)という部分に、過度のストレスが掛かっている証拠で、日常無意識にコントロールされている自律神経がエラーを起こしているとされています。

肩コリ・首コリを放置していると常に頭痛が出現したり、背中に痛みが出る事があります。

マッサージだけでは、すぐに元に戻り凝ることがあります。

すぐに症状がぶり返す場合は根本の改善が必要と考えられるので、一度ご来院をお勧めします。


HARISでは、トリガーポイント治療や運動療法、肩甲骨・脊柱の動きの改善(モビライゼーション)を行い、より適切な姿勢維持が可能になる御手伝いをさせていただいております。

肩コリ・首コリに長く苦しんでいる患者さんの中には、頸椎の神経圧迫による痛み(神経根症状)の場合ももあり、神経根症の場合には首の関節(椎間関節)の圧迫力を除圧し、炎症・浮腫を軽減させる手技も行っております。

頑固な肩コリ・首コリでお悩みの方は是非ご相談ください。

骨格の可動性や筋肉の緊張で起こる原因を解決することで、寝違いや姿勢不良などによる痛みの解決に繋がります。

 


よくある質問

 

Q:ストレートネックと言われました。頭痛や吐き気がする事もあります。頭痛や吐き気も肩コリ・首コリが原因ですか?

本来人間の骨格は生理的湾曲と言って、パーツごとに反ったり、丸くなったりしているものです。ですが、その湾曲の関係性が乱れることでストレートネックという状態を招きます。「骨格がまっすぐ」と聞くと響きは良いですが、骨格は湾曲のお陰でショック吸収の役割を果たし、中に通っている脊髄を適切な圧力で保護するのに役立ちます。脊柱の湾曲の乱れは、筋肉の疲労だけでなく、椎骨の中にある脊髄にまで影響を及ぼすことがあるので、覚えておいてください。

頭痛や吐き気は、首や肩、背中のコリが原因で出現することがあります。

首の緊張が強い時に頭痛や吐き気の症状も一緒にひどく表れるなら、首コリが原因の可能性が高いですね。

単にコリが取れればそれでいいのではなく、首にかかる負担を軽減することを前提に考えるなら根本的治療に移行するのがおすすめです。

 

 

Q:肩こり・首こりが起こる原因とは?

「首こり」大きく分けると5つの原因が挙げられます。

そのうちのどれか一つ、あるいは複数が重なる事で首コリが起こります。

 

1 むち打ち

交通事故やコンタクトスポーツでよくみられる。衝撃が加わった際に重い頭部は振り子の働きで前後左右に振られる。この時に過度な負荷により関節や靭帯、筋肉・脊髄に無理なけん引力が加わり組織を損傷する。これ以上損傷個所が酷くならないように、動かないように筋肉で防御態勢を取るので、筋肉や周辺組織が硬くなりコリが出現する

 

 

2 スマホ・パソコン使用時の姿勢

スマホを眺めている姿勢やパソコン作業をしている姿勢から、徐々に首に負担がかかっているというパターン。

頭部はボーリングの玉くらいの重さ(5~6㎏)があります。

首の筋肉で微調整しながらバランスを保っていますが、頭部が前につきだしたような前傾姿勢が長く続くと、より高い負荷の中 微調整するので、首の筋肉が常に緊張することになります。

お酒で酔った人が、平衡感覚が乱れ、頭のポジション維持が困難になり、頭部の重みのまま倒れこんだのを見たことありませんか?

日常生活ではそのように頭が過度に倒れないように、首・後頭部にかけての筋肉が善津妙にコントロールをしてくれているので倒れる事はありません。パソコン・スマホ作業に熱中するあまり、長時間にわたると無意識下で筋肉に無駄な負担がかかってしまいコリの発生にに繋がります。

 

3 体質やホルモン作用による影響

例えば40歳を超えたり、更年期を迎えると、体質やホルモンバランスに変化が訪れます。

そういった場合、筋肉の柔軟性の低下が起こり、首に強いこりを感じる事があります。若いころは多少の疲れはあってもそこまで気にならなかったが、40歳を超えた途端コリが酷くなった方もいらっしゃいます。

 

4骨の変形

加齢により骨や椎間板・関節の変形により炎症が起こり、筋緊張が強まり血行阻害に陥り、コリが増強

5ストレス

ストレス負荷が溜まると、痛みや疲労感が増加して体に感じやすくなる。

 

上記のうち4項目は共通点があるのにお気づきでしょうか?

損傷や繰り返しの負担、ホルモンバランスの変化がきっかけとなって、慢性的な炎症が生じ、その影響により血管に異常が起こっている事です。

「血管」がなぜ 凝り(こり)と関係しているかというと、血管も伸び縮みする習性がありますが、コリなどの過度の負荷が置かれている状況下では本来の伸び縮みが行われず、血行改善の見込みが薄い状態となってしまい違和感を常に発してしまいます。

 

Q:肩こり・首こりとストレスは関係あるの?

首こりと精神的なストレスの関連はあります。

精神的なストレスが加わると、人は誰でも気分が落ち込んで「抑うつ」状態になりますよね。

人は抑うつ的になると、脳神経の活動の変化が起こり、保守モードに切り替わり、余計な外側を回避すべく神経(特に痛覚)が過敏になり、首や背中の痛みやコリ感が生じる事がわかっています。

日常生活を送っている中でも、実は首や背骨からの非常に弱い痛みやコリの信号は出ています。

このような弱い信号は、脳がノイズとして無視するようにコントロールされています(下降疼痛抑制系と呼びます)。

ですが、ストレス状態が強くなり「抑うつ」になると、セロトニンやノルアドレナリンと呼ばれる物質が脳で少なくなってしまい、この信号を無視するのが難しくなってしまいます。

このため今までは何とも感じなかったようなコリや痛みでも感じるようになってしまいます。

またストレスを抱えた状態では人体は姿勢が悪くなると考えられています。

落ち込んだり、怒られたり不安が募ると、自然と身をかがめたような背中を丸めたような姿勢になり、首や背中の筋肉に負担が掛かってしまいます。

 

笑うこと、楽しんだり、幸せな気持ちでいることで人間の免疫力が上がと言われており、

逆に悲しい気持ちになったり、緊張状況が続くと免疫力が低下し、身体に炎症が起きやすくなります。

皮膚のコンディションが悪くなったりお腹の具合が悪いと、筋肉に炎症が起こり、肩こりが強くなると言われています。

 

Q:肩こり・首こりの症状にはどんなものがあるの?

肩こり・首こりが起因で起こる症状は多岐に渡ります。

代表的なのが「うなじ」や後頭部、首の付け根に生じる痛みや不快感があります。

不快感のなかには「硬い芯を感じる」「鉄板のようだ」「突っ張る」「重い」「冷感がある」などがあります。

また首を回して横を向こうとすると、過緊張が故正常角度で回旋できず動きに制約が出る場合があります。

また就寝中に不快感で目覚めてしまったり、首の可動域が狭くなる、肩から腕・手先ににかけての痺れ感、上肢筋力の低下、腕や肩の感覚鈍麻などが考えられます。

頭痛や吐き気、目の奥が痛い、頭が重い、めまいがする、疲れやすさ、集中力の低下なども肩こり・首こりからくる症状の代表的な症状ですね。

 

 

 

Q:肩こり・首こりを改善に向くアイテムなどありますか?

肩こり・首こりの改善に効果的なものと言えば、自分に合った枕ですね。

要点として「適度な高さ」「適度の硬さ」が重要です。
高さの目安として、首のアーチに合わせてウェーブのあるもので、あおむけ寝から左右に寝返りを打った際に両肩がしんどくない高さが理想です。

枕が沈み込み過ぎないように、硬さの調整はバスタオルなどを折りたたんで、頭を載せた際の沈み具合を調整するとよいです。

 

 

Q:首のこりがひどくマッサージを受けても、すぐぶり返します。根本的に治せますか?

首こりの部分を強く揉んだ際、一時的に脳から揉まれた刺激に反応する物質(痛みを感じにくくする神経伝達物質)がでます。

すると一時的に痛みやこりが解消したように感じますが、神経伝達物質が少なくなると元の感度に戻ります。

また何度も強く揉まれると、首や肩への強い刺激により逆に炎症から筋肉組織が浮腫み、余計に腫れて痛みを招くことがあります。

強く何度も揉みしだくというのは筋繊維や神経に負担を与えるのであまりお勧めはしません。

残念ながらマッサージだけでは、根本的な原因を解決ことにはなりません。

肩こり・首コリが繰り返されるのは、慢性的な姿勢不良やそれを補う筋肉量の不足が考えられます。

うつむき加減でスマホやパソコンを使うなら、その体制に使った分体のポジションを同じだ軽漆器する必要があります。

要は使用と回復のバランスが保たれているかです。

何度も症状がぶり返してお困りの方はこの点を注意してみてはいかがでしょうか?

他にもホルモンバランスの影響などにより、血行状態が変化して普段何ともない作業が辛く感じることなどあります。

基本的にホルモンバランスが乱れている状態というのは、体内が忙しい状態なので「体は休みたい」という状態です。

部屋の電気を暗くしてみる、静かな音楽を掛ける、アロマを焚くなどの工夫によりリラックス環境を作ることで、神経の鋭敏さは緩和され、ピークの辛さはしのげることでしょう。

少し余裕が出来た段階で、血行促進に向けたストレッチや軽度の運動を織り交ぜることで、筋肉の回復を狙えますので是非お試しください。

日々の習慣から症状が起こる事が分かりましたし、工夫次第では回復に転じるというのはお判りいただけましたか?

これを読んだ方が肩こり・首こりの悩みと決別できることを願っております。

 


美容鍼灸 美容整体 HARIS(ハリス)

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シム院長

[ブログを書いた人]
Shim シム院長

子供3人のパパ先生
 

数あるサロンの中から当店のページをご覧頂きありがとうございます。
整形外科勤務で培った医学知識と技術で、症状改善に取り組みます。
【国家資格保有】専門機関との提携、技術指導の経験を活かし納得のいく施術を目指しております。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
予約 貸切で施術を行うので、落ち着いた空間で鍼・整体などの施術を行います。
産後ケアを行いたいお母さん、お子さんが泣いて騒がしくても構わないので、不調を我慢せずお越しください。


今までの整形外科や鍼灸院での臨床での経験と知識を生かし
【一人でも多くの人に美と健康を届けたい】
そういう思いでこの院を立ち上げました。

【一人の幸せから、みんなも幸せになる】
そう思いませんか?

世の中が笑顔満ち溢れるって素敵ですよね♪

みなさんが、笑顔になれるよう精一杯施術に励みます。
『ホッと一息つきたい』そんな時はHARISへどうぞ。


【職歴】20年
鍼灸整骨院⇒整形外科(守口市)⇒整形外科(住吉区)⇒開業(2017年4月)

【資格一覧】
〇鍼灸師
〇柔道整復師
〇AEAJ公認アロマ検定1級
〇AEAJ公認アロマアドバイザー
〇パーソナルトレーナー

【趣味】
・魚釣り:ルアー、ジギング、エサ釣り(歴30年)
・キャンプ
・バイク(大型二輪免許)
・筋トレ
・柔道
・バレーボール