日本人1,000万人が悩む辛い肩こり!その原因と対処方法を解説

痛いだけでなく重く辛い肩こりに悩む方が多くいます。肩の痛みから、首に生じる痛みや、ひどくなるとめまいや頭痛などをともなうこともあります。たかが肩こりとして簡単に片付けられない問題です。このように、つらい肩こりに悩まされている方は多くいます。今回は肩こりがなぜ起こるのか、その原因や予防方法、対策について詳しく解説します。

1. そもそも肩こりとは

肩こりとは、首から肩、背中にかけてのこりや張りに痛みなど、不快な症状の総称です。症状が進行すると頭痛やめまい、吐き気などをともなうこともあります。肩こりは国民病といわれるほどで、日本で肩こりに悩んでいる方は1,000万人もいるといわれています。慢性的な持病になっている方も多く、完治しにくいケースも多数です。 人間は5kgもある重たい頭を肩や首でささえています。また、肩から伸びる腕の重さもあります。筋肉の少ない日本人は、もともと肩こりが発症しやすいのです。さらに、現代はパソコン作業が増え、長時間画面を凝視することで首や肩に大きな負担をかけています。

1-1. 男女ともに肩こりに悩む

日本では男女ともに肩こりに悩む方が多く、厚生労働省の「2019年国民生活基礎調査」では、女性が悩む体の症状として肩こりが1位で、男性は2位です。このように、性別を問わず肩こりに悩む日本人は多数います。

2. 肩こり発症の原因

2.肩こり発症の原因 肩こりはさまざまな原因で発症します。また、年齢や体形による筋肉の量や日常生活の環境など、さまざまな要因で発症することもあります。そのようななかで、肩こり発症の主な原因は以下の通りです。

2-1. 運動不足

健康の維持増進には適度な運動が欠かせません。過食から運動不足になり、肥満・高血圧・糖尿病などの生活習慣病を発症するリスクが上昇するのです。

同じように肩こり発症のリスクも高くなります。また、運動を控えると筋肉を使う機会が減り、筋肉が衰えて疲労がたまりやすくなります。さらに、運動不足は血流悪化を招き、肩こりを引き起こす要因になるのです。

2-2. 同じ姿勢を長時間

肩こりの原因に日常生活の姿勢が原因していることもあります。デスクワークで1日中椅子に座っていると、長時間同じ姿勢をとるようになって血行が悪くなり、巻き肩などにもなりやすく、肩こりの原因になります。また、重いショルダーバッグなどをいつも同じ側の肩にかける習慣がある方も、肩こりに気を付けた方が良いでしょう。肩こりは日常生活の何気ない行動が原因になることが多いのです。

2-3. ストレス社会

精神的なストレスから肩こりを発症することがあります。人間は強いストレスにさらされると、自律神経の交感神経が活発に働くようになり、交感神経が過剰に活動することで血管が収縮し、筋肉が緊張します。その結果、血流が悪化し、血流の悪化から肩こりを起こすのです。

2-4. 眼精疲労

眼精疲労も肩こりを起こす原因になることがあります。パソコン作業や、スマホの見過ぎなどで目を酷使し続けると、疲れ目や目の痛みなどを引き起こします。また、目に合っていない眼鏡が原因して目が疲れることも、よくある肩こりの原因です。目の疲れから眼精疲労を発症し、眼精疲労から肩こりを誘発することは珍しくありません。

2-5. 体の冷え

寒い冬の日や夏場の過剰な冷房から体が冷え、血行不良が起こって肩こりを引き起こすこともあります。 人間は外気温が低くなると、体内の熱を逃さないように血管を収縮して血流を低下させ、筋肉を緊張させるので、震えの起こることがあります。このような体の反応から肩こりを発症するのです。体にとって冷えすぎはよくありません。

2-6. 病気による肩こり

肩こりの原因として、病気が隠れていることもあります。肩こりを引き起こす病気はさまざまなものがあります。肩こりが起きる代表として、肩関節周囲炎、いわゆる四十肩、五十肩です。加齢により肩関節やその周りに軽い炎症が起き、痛みを発症します。また、首の骨の間にある椎間板が飛び出して神経を圧迫する、椎間板ヘルニアも肩こりの原因になります。頸椎症は、頸椎や椎間板の変形によって神経が圧迫され、肩こりの症状を発症するのです

3. 肩こり対策

肩こり対策は、まず肩こりが起こらないよう、普段の生活習慣を見直すことが重要です。肩こりを予防するために心がける重要ポイントを紹介します。

3-1. 長時間同じ姿勢を続けない

パソコン作業などで長時間同じ姿勢を取り続けると、筋肉の緊張や血流悪化を招きます。適度に休憩を取り、席を離れてストレッチなど体を軽く動かしましょう。とくに、首や肩を回したり、両腕を上げ下げしたりして、軽く歩くことも筋肉をほぐす効果があります。

3-2. 適度に体を動かす

適度に体を動かすことは肩こり防止だけでなく、生活習慣病予防効果も期待できます。ジョギングやウオーキングに、ストレッチやラジオ体操をすることで、血流が良くなり肩こりの予防や改善につながるのです。また、運動を継続することで筋肉が鍛えられ、肩こり防止効果がいっそうアップします。

3-3. ストレスを解消する

現代社会でストレスゼロはかなり困難ですが、ストレス過多な状態にならないように努めましょう。日常生活でスポーツや音楽など、気分転換やリラックスできることを積極的に取り入れて、ストレス解消を心掛けることが大切です。

4. まとめ

肩こりを発症させると日常生活に支障をきたすことがあります。病院で治療して症状の悪化は治まっても、完治しないことがあり、そのようなときは、鍼灸や整体で改善効果が期待できます。患部だけでなく体全体を整え、人が持つ自然治癒力を呼び起こす東洋医学の鍼灸で肩こり改善を進めましょう。 「鍼灸院 HARIS」は、大阪市中央区島之内にある美容と健康をトータルケアする鍼灸院です。長堀橋駅より徒歩1分と抜群のアクセスです。豊富な経験と実績と知識を備えた院長による鍼灸・整体が施術されます。肩こりの施術も承ります。 当院は西洋と東洋由来の施術をベースとした、美容と健康のトータルケアです。人気の美容鍼灸は年齢を重ねたお肌のたるみにアプローチし、アンチエイジングを進める、女性に人気のメニューです。美容と鍼灸の組み合わせを、ぜひ当院でお試しください。