美容鍼とエステ

それぞれの[施術方法]と[効果]の違いについて

「美容鍼」と「エステ」は、どちらも美容に関する施術をというのはご存じですよね。
昨今、多くの美容方法がある中、注目を集めている美容鍼ですが、一般的なエステと比べ、どのような違いがあるのか、知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか？

今回は、美容鍼とエステ、それぞれの[施術方法]と[効果]の違いについて解説いたします。

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「美容鍼」とは何をするの？

美容鍼灸では、顔面のツボ（経穴）や筋肉に鍼を打つこと体が生理反射が起き、血液循環を促進、肌細胞の症状やコリを解消する美容方法です。

皮膚の奥にある真皮層に直接アプローチし皮膚の代謝や血流を促し、筋肉を柔らかくします。

鍼を異物として認識して、その異物を排除しようと免疫の反応が高まり肌荒れ、ニキビやシミなどに対して有効です。

鍼灸刺激で筋肉や細胞に働きかけることにより、肌が引き締まりリフトアップやシワシミたるみほうれい線改善や肩こり・頭痛、四肢末端の冷え、不眠、便秘、下痢体質など自律神経症状などにも対応可能です。

美容鍼は施術後すぐに変化があり、即効性を求めてこられる方も多いです。

美容鍼灸で使う顔用の鍼は髪の毛ほどの極細のため、ほとんど痛みを感じないのが特徴です。

また 美容鍼は、エステや化粧品のような肌表面での作用はなく体の「内側」から改善していき、健康面と美容面での両立が可能です。

 

 

「エステ」とは何をするの？

エステは「エステティック」の意味し、痩身・脱毛・美肌など美容を目的とした施術全般を指します。

首から上だけの施術は「フェイシャル」と呼び、エステサロンによってさまざまな流派や施術法があり、顔の筋肉の緊張バランスを整え、血液・リンパ液の流れを促す手技をします。

リンパドレナージュのように、脂肪や筋肉など身体の「外側」からアプローチすることで、小顔効果、リフトアップ、肌質改善などさまざまな肌の悩みを解消する目的があります。

エステは身体的なケアだけでなくリラックスをさせ心にもアプローチし、美しく心身ともに安静状態へと導く施術です。

セルフではケアが難しい部分も、プロの手による本格ケアを行いながら贅沢かつ至福のひとときを過ごせのが魅力です。

 

 

美容鍼とエステの違いとは何？

「美容鍼」と「エステ」の違いについて見ていきましょう。

 

①「アプローチする場所」の違い

美容鍼とエステのいちばんの違いとして、アプローチをする場所ですね。

美容鍼は全身に点在するツボや筋肉を鍼灸で刺激することでカラダの「内面」からアプローチを行い、肌の不調や体の問題を解消し治療要素を含みます。

鍼を打つことで血管が拡がり、局所で得た刺激は、脊髄を通じて脳へ伝達される。

脳へ伝わった刺激は、体にとってリラックスを与える刺激として認識され、体の自己治癒力を高めるきっかけを作る。

皮膚に打った刺激は、局所だけで働くのではなく巡り巡って脳に伝わって統合される仕組みになっている。

 

エステは身体の「外側」からアプローチを行い、様々な肌トラブルを改善し、リラックスを与える狙いがあります。

美容鍼とエステではアプローチの方法に差はありますが、問題解決に向けた美容効果の向上が期待できます。

今の自分にとって何が必要かを考え症状に合わせた施術を選ぶことが大事です。

 

②「施術効果」

美容鍼とエステの違いとして考えられるのは「施術による効果」です。

美容鍼灸では、鍼灸刺激で血行を促進、筋肉の過度の緊張をゆるめ、コラーゲンやエラスチンの生成を促し肌のベースを整え、ターンオーバーの働きを調整することが可能です。

エステは皮膚や体の構造を熟知したエステティシャンによる施術あり、セルフではアプローチが難しい本格的なケアを受ける事が出来ます。

毛穴、ニキビ、エイジングケアなど、各々の悩みや肌のコンディションに合わせて施術内容を選ぶことが可能です。 アロマトリートメントの効果により嗅覚からのリラックスも魅力です。

 

③「美肌効果の持続期間」

美容鍼は顔に鍼を打つことで真皮層に微小な傷を作った状態で、その傷を修復しようと「自己治癒力」が働き、ターンオーバーを促進されます。

よって肌の質感が改善しリフトアップやシミ、シワ、たるみなどに効果を発揮します。

鍼によって負った傷が完全に修復するまで美肌効果が持続し、効果の感じ方に個人差がありますが、一般的に約2～３週前後効果が持続します。

エステの持続期間は施術によって異なり、フェイシャルなどの場合、約1週間〜10日となります。

施術によっての効果は、丁寧なケアを続けていなければ時間の経過と共に元に戻ってしまいます。

美肌効果の出方、持続期間は肌質や年齢、など個人によって異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。

 

④「資格の有無」

エステを業務で行う場合、国家資格や民間資格などの必要はありません。

スクールは多数存在します。 一方で美容鍼灸を行う場合は、厚生労働省が認可した国家資格が必須です。

専門学校や大学で医学知識を習得し、初めて国家試験に挑む事が出来ます。

東洋医学と西洋医学を学びますので、今お抱えの悩みに対しても様々な角度から解決手段を導く事が出来ます。

 

最後に

今回は美容鍼灸とエステティックの違いについて説明しましたがいかがでしたか？

美容鍼灸とエステにはそれぞれ狙いによってのアプローチやゴールの違いますが、あなたが今抱えている問題に対して、それぞれに合った内容を選ぶ必要があります。

自分にとって何が最適なのかわからない場合は、術者・セラピストに一度ご相談ください。

最適な施術を選ぶことこそ、最高のゴールへの近道になるはずです。

 

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